Pcが起動しない?電源ユニットの故障を安全に特定する完全診断法
Pcが起動しない?電源ユニットの故障を安全に特定する完全診断法とは一体何なのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
クリップテストでファンが回ったとしても、安心はできない。無負荷状態では動作しても、パーツへ必要な規定電圧を供給できていないケースが多々あるからだ。そこで不可欠となるのが、デジタルマルチメーターによる電圧降下・短絡診断である。
テスターの黒プローブをアースピンに、赤プローブを各電圧ライン(+12V、+5V、+3.3V)に当てて実数値を計測する。ATX規格の許容誤差は±5%以内だ。+12Vラインであれば11.40V〜12.60Vの範囲に収まっていなければならない。アイドリング時にこの範囲を下回っていたり、数値が激しく乱高下したりする場合は、内部コンデンサの劣化による電圧降下が疑われる。