サナダムシとは?最大10Mの寄生虫の恐怖と感染経路・駆除法
サナダムシとは?最大10Mの寄生虫の恐怖と感染経路・駆除法について見逃せない 理由を厳選して解説いたします。
便の中に虫体らしきものを発見した場合や、感染が強く疑われる場合は、我慢したり民間療法に頼ることなく、速やかに医療機関を受診してください。
受診すべき診療科は、「消化器内科」または「感染症内科」です。近隣に見当たらない場合は、総合病院の「総合診療科」でも対応が可能です。
病院での治療法は、主に以下の手順で行われます。
1. 駆虫薬(抗寄生虫薬)の服用
第一選択薬として「プラジカンテル(商品名:ビルトリシド)」などの駆虫薬が処方されます。この薬剤によって虫体の筋肉を麻痺させ、腸壁への吸着力を失わせます。
2. 下剤による完全排出と頭節の確認
虫体を体外へ押し出すため、下剤(硫酸マグネシウムやピコスルファート等)を併用します。ここで極めて重要なのが、「頭節(スクレックス)」と呼ばれる頭部が完全に排出されたかどうかの確認です。頭節が腸内に残っていると、体の一部が千切れて出たとしても、そこから再び数メートルにわたって再生してしまいます。場合によっては、X線透視下で造影剤(ガストログラフィン)を十二指腸に注入し、物理的に虫体を洗い流す治療法が取られることもあります。
【プロの結論】感染リスクを最小限に抑える調理・予防基準
寄生虫被害を防ぐための最も確実な防壁は、食材の温度管理です。
- 冷凍処理:マイナス20℃以下で24時間以上(家庭用冷凍庫の場合はマイナス18℃以下で48時間以上推奨)しっかり凍結させることで、魚肉内の幼虫は完全に死滅します。市販の刺身用サケ・サーモンは通常この冷凍処理(ルイベ処理)が施されていますが、自己調達した天然魚を生で食べる際は厳密な冷凍が必要です。
- 十分な加熱調理:食材の中心部が75℃以上で1分間以上加熱されていれば、幼虫は完全に死滅します。豚肉や野生ジビエの生食・レア調理は絶対に避け、中心まで完全に火を通すことが鉄則です。