道管と師管の違いを完全攻略!内側・外側の覚え方と断面図の決定版

道管と師管の違いを完全攻略!内側・外側の覚え方と断面図の決定版の最新情報を解説します。最新トレンドが詰まっています。

道管と師管の最も根本的な違いは、「何をどこからどこへ運ぶのか」という輸送物資と方向、そして「茎の断面における配置場所」にあります。植物が生きていくためには、土壌から吸収する水分や肥料成分と、太陽光を利用して自ら合成するエネルギー源の双方が欠かせません。この2大ライフラインを分担して担っているのが道管と師管です。

道管(どうかん)は、根の先端にある根毛から吸い上げられた水と無機養分(窒素、リン酸、カリウムなど)を、茎を通って葉や花、果実などの全身へと上方へ一方通行で運ぶパイプです。複数の細胞が縦につながり、境目の細胞壁が消失して1本の長い中空の管を形成しています。

一方の師管(しかん)は、葉の葉肉細胞で行われた光合成によって合成された光合成産物(デンプンが分解されたショ糖など)を、植物の成長点や根、果実、種子などの貯蔵器官へ送り届ける輸送ルートです。こちらは上から下への運搬だけでなく、成長中の新芽や果実に向かって横や斜め、上方へも柔軟に養分を送り出す双方向のネットワークを持っています。

比較項目道管(木部)師管(師部)試験対策の着眼点運ぶもの水・無機養分(肥料分)光合成産物(主にショ糖などの糖)「デンプン」と書くと減点対象になるため注意茎での位置維管束の内側(中心寄り)維管束の外側(表皮寄り)断面図の色塗り問題で頻出細胞の状態死細胞(細胞質がなく空洞)生細胞(伴細胞の支援で機能維持)高校生物の発展問題で頻出の差異輸送の駆動力蒸散による陰圧・根圧・凝集力浸透圧勾配(圧力流説)「蒸散」との複合記述問題に頻出所属する組織木部(もくぶ)師部(しぶ)樹木の年輪や木材になるのは木部
森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest