海底鬼岩城エルの性別は?担当声優やバギーの最後とリメイクの真相
海底鬼岩城エルの性別は?担当声優やバギーの最後とリメイクの真相とは一体何なのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。
物語の深層を理解する上で欠かせないのが、エルが所属する「ムー連邦」と、かつて滅亡した「アトランティス」の対立構造です。本作においてムー連邦のエルの正体は、太平洋海底に築かれた高度な海底文明を守る誇り高き警備兵であり、地上人と同様の知性と感情を持つ海底人類の代表者です。
本作の緊迫感を極限まで高めているのが、大西洋の深海に眠る軍事国家アトランティスの遺物です。アトランティスは太古の昔に自らが開発した超兵器の暴走によって自滅したものの、自動防衛コンピューターであるポセイドンと、地球を幾度も破壊できる核ミサイルを模した最終兵器「鬼角弾」が稼働を続けていました。このポセイドンによる冷酷な機械支配と無機質なアナウンスは、当時の劇場を訪れた子どもたちに強烈な海底鬼岩城のポセイドンによるトラウマを植え付けました。
冷戦真っ只中の1980年代前半に発表された本作は、米ソによる相互確証破壊(MAD)の恐怖を深海という舞台に投影した極めて硬派な地政学的SFであり、エルはその二大陣営の狂気に巻き込まれながら世界を救おうと奔走する架け橋としての役割を担っていました。