亜鉛の多い食べ物ランキング!牡蠣・肉以外で効率よく補う食べ合わせ術
今注目を集めている 亜鉛の多い食べ物ランキング!牡蠣・肉以外で効率よく補う食べ合わせ術について、多角的な視点をご紹介しています。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準」において、健康維持のために必要な1日あたりの亜鉛摂取推奨量および耐容上限量は以下のように明確に規定されています。
- 成人男性(18〜74歳):推奨量 11mg / 日(耐容上限量:40〜45mg)
- 成人女性(18〜74歳):推奨量 8mg / 日(耐容上限量:35mg)
- 妊婦:推奨量 +2mg / 日、授乳婦:推奨量 +4mg / 日
一般社団法人日本臨床栄養学会などの調査データによると、通常の食事から摂取できている亜鉛の平均値は成人男性で約8.5〜9.0mg、成人女性で約7.0〜7.5mg程度にとどまり、日常的に1〜2mg程度のギャップが生じています。このわずかな不足を埋める手段として亜鉛サプリメントは有効ですが、取り扱いには注意が必要です。
亜鉛過剰摂取の副作用と危険性
通常の食事だけで耐容上限量を超えることはまずありませんが、海外製の高用量サプリメント(1粒50mg含有など)を常用すると、深刻な過剰症リスクが生じます。
短期的には胃痛・吐き気・嘔吐・下痢といった急性胃腸炎症状が現れます。さらに数週間〜数ヶ月にわたって過剰摂取を続けると、腸管での競合阻害により体内の「銅」の吸収が阻害され、重度の銅欠乏性貧血や白血球減少症、神経障害、善玉(HDL)コレステロールの低下を招くことが医学的に証明されています。
サプリメントを飲むベストなタイミング
サプリメントで補う場合、胃が空っぽの「食前や起床時」に飲むと、胃粘膜を刺激して激しい吐き気を催す人が少なくありません。胃酸が適度に分泌され、他の食物と一緒にゆっくり消化管を移動する「食後(特に夕食後)」に水またはぬるま湯で飲むのが鉄則です。
また、前述の通り鉄分やカルシウム、マルチミネラルと同時に飲むと互いに吸収を打ち消し合ってしまうため、特定のミネラルサプリを複数併用する場合は、朝と夜に飲むタイミングを分けるのがプロのセオリーです。
【プロの結論】サプリを活用すべき人・食事改善だけで十分な人の判断基準
自身の生活習慣と自覚症状を冷静に照らし合わせ、適切なアプローチを選択してください。
- 【サプリメントの併用を推奨する人】:
- 毎日の食事の7割以上が外食・コンビニ弁当・インスタント食品で占められている人
- お酒(アルコール)を毎日2合以上嗜む人(アルコール脱水素酵素の消費と利尿作用で亜鉛排泄が急増するため)
- 激しいスポーツや長距離走で大量の汗を流すアスリート(汗1L中に約1〜3mgの亜鉛が流出)
- 明確な味覚の違和感や急激な抜け毛の増加に悩んでいる人
- 【通常の食事調整で十分な人】:
- 自炊の習慣があり、肉・魚・大豆製品・野菜をバランスよく食べている人
- 妊娠中・授乳中で医師の指導を受けておらず、自己判断での過剰摂取リスクを避けたい人
- すでに医師から銅製剤や貧血治療薬(鉄剤)を処方されている人