ウグイスとメジロの違いを徹底解説!梅の蜜を吸う鳥の正体と見分け方
ウグイスとメジロの違いを徹底解説!梅の蜜を吸う鳥の正体と見分け方の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。
長年フィールドで野鳥観察を続ける日本野鳥の会の会員や野鳥写真愛好家たちに話を聞くと、春の観察会では決まって同じ会話が繰り返されるといいます。
「公園の観察会で『ウグイスがいた!』と指をさされる場所を見ると、100回中99回はメジロです。梅の花を熱心に撮影している一般の方に『綺麗なメジロですね』と声をかけると、『えっ、これウグイスじゃないんですか?』と驚かれるのがお決まりのパターンになっています」(都内野鳥観察グループ指導員の手記より)
また、鳴き声に関しても現場ならではのリアルな証言があります。春の初め(2月中旬〜3月上旬)、ウグイスの鳴き声はまだ未熟で、「ケキョ、ホケキョ」とぎこちなく鳴く「ぐぜり」と呼ばれる練習段階であることが多々あります。これに対してメジロは、春先から「チー、チー」という地鳴きや、早口で複雑なさえずり(囀り)をリズミカルに奏でています。
つまり、公園の梅林で「ホーホケキョ」という完璧な美声が遠くの藪から響き、目の前の梅の木で「チーチュル」と鳴きながら小鳥が蜜を吸っている状況では、耳はウグイスの声を捉え、目はメジロの姿を捉えているという共鳴現象が起きています。この現象が、現場での誤認をさらに強固なものにしています。