東本願寺の謎と西本願寺分裂の真相!徳川家康の罠と見どころ完全解剖
東本願寺の謎と西本願寺分裂の真相!徳川家康の罠と見どころ完全解剖に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。
近年の寺社巡りブームに伴い、SNSや旅行コミュニティで「東本願寺で御朱印帳を出したら断られた」「冷たい対応をされたのではないか」という困惑の声が散見されます。しかし、これは寺側の不親切ではなく、浄土真宗の根本教義に由来する必然的な措置です。
そもそも寺社の御朱印とは、経典を書写して納めた証(納経印)や、参拝によって個人の徳を積み功徳を得る(自力作善)という思想に基づいています。しかし、親鸞聖人が説いた浄土真宗の教えは「他力本願」――すなわち、人間が自力でどれほど修行や善行、納経を積み重ねようとも往生はかなわず、阿弥陀如来の無条件の救済を信じて念仏を称えることのみによって救われる、というものです。
したがって、参拝の証として朱印を集めたり、お守り(護符)を身につけて現世利益を祈願したりする行為そのものが、如来の救いを疑う「自力の心」とみなされ、宗義にそぐわないとされています。現在、東本願寺では御朱印の授与は行われていませんが、参拝記念としてスタンプ台に「真宗本廟 参拝記念」の記念スタンプが設置されているほか、法話の言葉が記された参拝記念カードが用意されています。表面的なブームに流されず、宗派の哲学を崩さない姿勢こそが、東本願寺の誇り高いアイデンティティなのです。