グラニースクエア編み図の読み方と歪む原因を徹底究明!失敗ゼロの技
グラニースクエア編み図の読み方と歪む原因を徹底究明!失敗ゼロの技を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。
グラニースクエアの編み図を正確に読み解くには、記号の形と編み針の動かし方を立体的に結びつける視点が欠かせません。基本となるクラシックなモチーフは、中央の「わ」から外側に向かって同心円状に拡大する構造をとっています。
編み図に並ぶ主たる記号は、中央の円形を示す「わから始める作り目」、縦線に斜め線が1本入った「長編み」、中空の楕円で表される「鎖編み」、そして段の最後を引き締める黒丸の「引き抜き編み」の4種類に集約されます。基本パターンは「長編み3目+鎖編み1〜2目」のブロックを1単位とし、角の部分のみ「長編み3目+鎖編み2〜3目+長編み3目」を同じスペースに編み入れることで、90度の直角を形成していきます。
ここで初心者が最も戸惑うのが、「段の最初の立ち上がり(鎖編み3目)」の存在です。編み図通りに鎖編み3目を編むと、その部分だけ周囲の長編みに比べて糸が細く見え、不自然な隙間が生じてしまいます。この立ち上がりを目立たせないための実践的なテクニックとして、現場では以下の2つの手法が多用されています。
1つ目は、鎖編みを3目ではなく2目に減らし、立ち上がり目を角の鎖編みスペースの中に配置する方法です。編み始めの位置をずらし、前段の角の穴(スペース)からスタートさせることで、継ぎ目が角の陰に隠れて目立たなくなります。2つ目は、鎖編みを編まずに細編みを1目編み、その頭の左側のループを拾ってもう一度糸を引き抜く「代替長編み(フェイク長編み)」です。通常の長編みとほぼ同等の太さとボリュームが得られるため、編み目の一体感が劇的に向上します。