イラストの口の描き方徹底解剖!なぜか不自然な顔を劇変させるプロ技
イラストの口の描き方徹底解剖!なぜか不自然な顔を劇変させるプロ技を詳しくリサーチ! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。
安定したデッサン力を身につけるには、アングルごとの整合性を保つための論理的な基準線が必要です。口の描き方アタリと構造をマスターするうえで最も有効なのは、鼻の下から顎先までの空間を3等分する「1/3ルール」です。
鼻の底面から顎の先端までの垂直距離を3等分したとき、上から1/3の境界線に「上唇と下唇が合わさる割れ目(口裂)」を配置します。下唇の底面はさらにその下に収まり、残りの下部がオトガイ(顎の隆起)となります。この基本比率を頭に入れたうえで、各アングルの攻略法を適用します。
斜め顔の口の位置バランスを崩さない手順
キャラクターの作画で最も頻出する斜め向きでは、斜め顔の口の位置バランスが崩壊するトラブルが多発します。正中線(顔の縦の中心線)の上に口の中央を置くだけでは不十分です。顔の曲面を意識した以下の3ステップで作画します。
- 正中線の立体カーブを引く:平らな直線ではなく、鼻下から上唇の山、下唇の膨らみ、オトガイのくびれを通る波状の立体ガイドラインを描く。
- 手前と奥の比率を圧縮する:斜め45度の場合、手前側の唇の幅に対して、奥側の唇の幅は約半分以下に圧縮される。手前の口角はしっかり引き、奥の口角は鼻筋や頬のラインに隠れる直前の位置で止める。
- 口角の高さのパースを合わせる:左右の目の傾きと完全に平行なアイレベル(パースライン)を引き、その傾きに口角の結節点を揃える。
横顔の口描き方違和感を解消するEラインの活用
横顔を描く際に多くの人が直面する「アヒル口のようになってしまう」「口元が前に出すぎて野暮ったい」という横顔の口描き方違和感は、歯科医学でも用いられる「エステティックライン(Eライン)」で解決できます。
鼻先と顎の先端を直線で結んだとき、上唇はそのラインよりわずかに内側、下唇はライン上またはかすかに内側に収まるのが美しい横顔の黄金比です。横顔の口は決してアルファベットの「くの字」を1本引いて終わらせてはいけません。上唇は斜め下に向かって傾斜し、下唇は一度ふっくらと丸みを帯びてから顎のくびれに向かって急角度で引き込まれるという、二段構造のカーブを描き出す必要があります。