有機物と無機物の違いを完全解説!二酸化炭素が無機物の理由と見分け方
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科学の現場において、物質は大きく「有機化合物(有機物)」と「無機物質(無機物)」の2つに大別されます。この2者を分ける最大の決め手は、炭素原子(C)が骨格として組み込まれているかどうかです。
現代化学における有機化合物の定義は、「炭素原子が水素(H)、酸素(O)、窒素(N)などと共有結合してできた化合物」を指します。炭素原子は最大4つの手(結合の手)を持っており、鎖状や環状にいくらでも長く複雑につながることができるため、現在知られているだけでも数千万種類以上の有機化合物が存在します。
中学校の理科で習う中学理科における有機物と無機物の違いの基本原理は、「燃焼実験」によって端的に確かめることができます。有機物を空気中で加熱して燃焼させると、構成成分である炭素と水素が酸素と結びつき、燃焼によって二酸化炭素と水が発生するという決定的な特徴を示します。同時に、不完全燃焼を起こすと炭素が残り、真っ黒に「焦げる(炭化する)」という現象が起こります。
一方、無機物とは「有機物以外のすべての物質」を指します。水や空気、金属、鉱物など、炭素骨格を持たない物質群であり、加熱しても焦げて炭になることはありません。