グロリオサの花言葉は怖い?「栄光」の裏に潜む猛毒の真相と贈答マナー
グロリオサの花言葉は怖い?「栄光」の裏に潜む猛毒の真相と贈答マナーについての真相をご紹介します。
都内の大手フラワーショップ店長やブライダルフローリストへの聞き取り調査によると、プロの現場においてグロリオサは「これほど使い勝手が良く、場を華やかに引き締めてくれる花はない」と極めて高く評価されています。
「ユリのように大きな花粉が落ちて衣服を汚す心配が少なく、花弁が散らばりにくい。何より1本の茎から複数の蕾が順番に咲いていくため、切り花の日持ちが10日から2週間近く続くことも珍しくありません。華麗さとコストパフォーマンスの両面で、法人祝いの定番として信頼されています」と現場のフローリストは語ります。
一方で、プロだからこそ細心の注意を払っているのが「顧客環境の確認」です。
「手で花束を持ったり飾ったりする分には、毒成分が皮膚から吸収されて中毒を起こすことはまずありません。しかし、もしお届け先に猫や犬などの室内ペットがいる場合、または何でも口に入れてしまう乳幼児がいる場合は、グロリオサを別の花に変更することをおすすめしています」
特に猫に対しては、イヌサフラン科やユリ科の植物は花粉を一舐めしただけでも急性腎不全や多臓器不全を引き起こす危険性があります。花瓶の水を飲んだだけで中毒症状に陥るケースも報告されているため、ペット愛好家へのフラワーギフトとしては厳禁であるという認識が、近年の生花業界では徹底されています。
また、ガーデニングで球根から育てる愛好家に対して、日本植物園協会や農業指導機関は「食用野菜(ヤマイモ、サツマイモ、ショウガ等)と絶対に同じエリアに植えないこと」を強く呼びかけています。収穫時に球根の形状で見分けることは植物の専門家であっても困難な場合があり、「植えた場所が分からなくなる」「ラベルが風化する」といった初歩的なミスが過去の誤食事故の原因となっているためです。