ダイソーのレーザーポインターはなぜ売ってない?廃盤理由と代用品検証

ダイソーのレーザーポインターはなぜ売ってない?廃盤理由と代用品検証とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

ネット上の情報を見ていると、「LEDポインターなら100均に売っているから、実質レーザーポインターと同じ」と混同している記述が散見されますが、これは科学的にも安全管理的にも重大な誤りです。

レーザー光は「単一波長で位相が揃った平行光線」であり、長距離を進んでも光が拡散せず、微小な一点にエネルギーが集中します。そのため、直視した瞬間に網膜の中心部を焼き切る危険性があります。対して、ダイソーで売られている猫用LEDライトは「複数の波長を含んだ拡散光」をレンズで集光しているに過ぎません。照射距離が数メートル離れるだけで光は大きく広がり、エネルギー密度は急激に減衰します。

「猫用ならレーザーの方が遠くまでくっきり届くからネットで並行輸入品を買おう」と考える飼い主が一部にいますが、これは極めて危険な行為です。Amazonや海外直販サイトなどで見かける「PSCマークのない格安レーザー」の多くは、国内法を無視した危険な過剰出力(クラス3R以上)である事例が国民生活センターの調査等でも繰り返し報告されています。愛猫が振り返った瞬間に瞳孔へ直撃し、視力障害を引き起こした実例すらあるのです。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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