『小さな恋のうた』音域の罠とは?サビ最高音と失敗しない男女別キー設定

『小さな恋のうた』音域の罠とは?サビ最高音と失敗しない男女別キー設定について知っておくべき 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

楽曲の難易度を正しく把握するためには、まず客観的な数値データに向き合う必要があります。音楽分析ソフトによる周波数解析および大手通信カラオケ(DAM・JOYSOUND)の公式音域データをもとに、MONGOL800『小さな恋のうた』の音域構造を整理しました。

原曲のキーはBメジャー(ロ長調)で構築されており、ボーカルの上江洌清作(キヨサク)氏が歌唱する原曲の音域は最低音がmid1D#(レ#3)、最高音がmid2G(ソ4)となっています。音域の幅としては1オクターブと長3度(計16半音)にとどまり、昨今の邦楽ポップスが2オクターブ超を要求する傾向と比較すれば、数値上はきわめてコンパクトな部類に属します。

最低音のmid1D#は、Aメロ冒頭の「ほら あなたにとって大事な人ほど」の歌い出しなどで登場します。成人男性の標準的な地声下限(mid1A〜mid1C付近)と比べるとやや高めの位置にあり、低音が出なくて困るというケースは男性であればほとんど生じません。問題は、楽曲のクライマックスであるサビに密集している最高音の配置にあります。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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