カチョエペペとは何か?本場ローマの味とダマになる真相・黄金比レシピ
カチョエペペとは何か?本場ローマの味とダマになる真相・黄金比レシピについて見逃せない 注意点を厳選して解説いたします。
カチョエペペの成否は、使用するパスタ麺の選択によって5割が決まります。一般的なテフロンダイス(表面がツルツルした安価な麺)を使用すると、ソースが絡まず皿の底にチーズ水が溜まってしまいます。
推奨されるのは、表面に白い粉を吹いたようなザラつきがある「ブロンズダイス製法」の太麺(1.8mm〜2.0mm)です。ローマ現地では伝統的な手打ち四角断面パスタ「トンナレッリ(Tonnarelli)」が最高峰とされますが、乾麺であればディチェコ(De Cecco)やマンチーニ(Mancini)、ルスティケッラといったブランドが最適です。表面の凹凸から豊富なデンプン質が茹で汁に溶け出し、極上のソースを形成します。
また、チーズの選定においても柔軟なアプローチが有効です。本場至上主義であればペコリーノ・ロマーノ100%一択ですが、日本人にとっては羊乳独特の獣臭や強い塩分が重く感じられる場合があります。その際は、「ペコリーノ・ロマーノ 7 : パルミジャーノ・レッジャーノ 3」、あるいはパルミジャーノレッジャーノ単体で代用する手法が有効です。牛乳由来の芳醇な旨味とナッツのようなコクが加わり、輪郭を保ちながらも極めて親しみやすい味わいに着地します。