洗車中のエンジン放置は故障の元?プロが暴く危険性と正しい洗車ルール
洗車中のエンジン放置は故障の元?プロが暴く危険性と正しい洗車ルールについての真相をお届けします。
ネット上の掲示板やSNSでは「洗車機の中はほんの2〜3分だから、エアコンをつけっぱなしにしても大丈夫」という誤った言説が散見されます。しかし、この行為は車両の空調ユニットに深刻な衛生被害をもたらします。
エアコンを作動させたまま洗車を行うと、エアコン吸気口(カウルルーバー付近)から高圧の洗浄水や界面活性剤を含んだ洗剤泡がブロアモーターファンを通じてエアコンダクト内部へ吸い込まれます。通常、外気導入口は雨水の侵入を防ぐルーバー構造になっていますが、洗車機の高圧ブロアによる強烈な風圧と水流には耐えられません。
内部のエバポレーター(熱交換器)やエアコンフィルターに洗車ケミカルが湿着すると、「強烈なカビ臭・腐敗臭の発生源」となり、エアコン作動時に車内へ不快な悪臭を撒き散らすことになります。エバポレーターの本格洗浄やダクト除菌、フィルター交換には2万〜5万円以上の予期せぬ出費を強いられます。洗車機に入る際は、エンジンを停止させるだけでなく、停止直前にエアコン設定を「内気循環」に切り替えておくことが、悪臭被害を防ぐための重要なプロのテクニックです。