お札が破れたらどうする?銀行・日銀の交換基準と損しない対処法

お札が破れたらどうする?銀行・日銀の交換基準と損しない対処法に関する詳細情報を分かりやすくまとめました。最新データをチェックしましょう。

破れてしまった紙幣(日本銀行券)にどれだけの価値が残されているかは、感情や窓口担当者の裁量ではなく、日本銀行法第48条および「損傷銀行券引換基準」という厳格な公的ルールによって1ミリ単位で定められています。基準の根底にあるのは「残存面積」です。

日本銀行および一般の金融機関では、持ち込まれた紙幣の面積を専用のグリッドスケール(方眼シート)を用いて厳密に測定します。ちぎれて複数に分かれてしまった場合でも、「同一の紙幣の破片である」と確認できれば合算して面積を算出してくれます。ただし、別々の紙幣の破片をパズルのように組み合わせても合算はされません。

残存面積の割合引換結果(価値)具体的な状態の目安編集部の見解・対応ポイント3分の2以上(約67%以上)全額(100%)角や端が一部ちぎれた、縦・横に大きく裂けたが破片が揃っている破片をすべて集めて持参すれば満額戻る。最も多いケース。5分の2以上〜3分の2未満(約40%〜66%)半額(50%)紙幣の半分程度が失われ、主要部分のみが残っている1万円札なら5千円、千円札なら500円(硬貨)で引き換えとなる。5分の2未満(約40%未満)無効(0円)焼け焦げやシュレッダー等で大部分が消失している金融機関でも引き換え不可。失われた破片を探し出すしかない。

なお、千円札が半額評価になった場合は500円玉での交付となります。また、2千円札や1万円札の半額交付(1千円、5千円)の際、端数が出ない設計になっているのもこの「5分の2」という絶妙な引換基準によるものです。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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