浄土真宗でやってはいけないこと完全版|ご冥福・清めの塩がNgな理由
浄土真宗でやってはいけないこと完全版|ご冥福・清めの塩がNgな理由にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
葬儀マナー以外にも、浄土真宗には世間の常識とは異なる独特のルールや考え方が存在します。誤解されやすい3つの盲点を解説します。
1. 「友引」の日に葬儀を行っても全く問題ない
カレンダーに記されている「友引(ともびき)」の日は、「友を冥途に引き寄せる」として葬儀を避ける地域が多いのが実情です。しかし、六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)は中国から伝わった民間の吉凶占いに過ぎず、仏教とは一切関係がありません。親鸞聖人は『和讃』などで「日の吉凶を選ぶことなかれ」と明確に説いており、浄土真宗では友引の葬儀を一切気にしません。火葬場が休業している場合を除き、友引であっても通常通り通夜・葬儀を執り行います。
2. 「戒名」ではなく「法名(ほうみょう)」と呼ぶ
他宗派では出家して戒律を守る誓いを立てた証として「戒名(かいみょう)」が授けられます。しかし、開祖・親鸞自身が「非僧非俗(僧侶でもなく俗人でもない)」として妻帯し、厳しい戒律を持たない浄土真宗には「戒律」という概念がありません。そのため、戒名ではなく「阿弥陀仏の教え(法)に生きる仏弟子となった名」という意味で「法名」と呼びます。法名の上には必ず「釋(しゃく、釈)」の一文字が冠され、男性は「釋〇〇」、女性は「釋尼〇〇(近年は男女平等の観点から釋に統一されるケースも増加)」となります。
3. 仏壇でやってはいけないこと
自宅の仏壇の祀り方にも、浄土真宗ならではのルールがあります。
- 他宗派のお札や神社のお神札を仏壇内に入れない:仏壇は阿弥陀如来をお迎えする極楽浄土の縮図であるため、雑多な信仰の対象を混在させません。
- 死者を供養する目的で拝まない:仏壇に向かって手を合わせるのは「故人を成仏させてください」と祈るためではなく、「仏となった故人を偲び、私自身をお救いくださる阿弥陀仏に感謝する」ためです。
- 線香立てに灰を詰めすぎて線香を立てる:仏壇でも線香は必ず寝かせて供えます。