箱根寄木細工の秘密箱と幾何学模様の謎|職人技と名店・体験を徹底解説
箱根寄木細工の秘密箱と幾何学模様の謎|職人技と名店・体験を徹底解説の特集記事を解説します。役立つ情報が満載です。
箱根寄木細工を選ぶ際、最も重要なのが「ズク貼り(づく)」と「無垢(むく)作り」という2大技法の違いを理解することです。
ズク貼りは、寄木を何層も接着して幾何学模様のブロック(種木=たねぎ)を作り、それを大カンナで紙のように薄く削り出した「ズク」を、小箱や引き出しなどの木地表面に貼り付ける技法です。1つの種木から数十枚から百枚以上のズクを削り出せるため、繊細な文様を比較的リーズナブルに製品化できる利点があります。
一方の無垢作りは、組んだ種木を薄く削らず、そのまま贅沢に削り出して器やトレイ、箸置きなどを成形する技法です。模様が木の内側まで貫通しているため、重厚感があり、経年変化を楽しみながら一生モノとして使い続けることができます。高度な切削技術と膨大な木材を必要とするため、価格帯は高めになります。