愛媛県の県庁所在地はなぜ松山?愛媛市が存在しない歴史の真相を解明

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松山市は、行政都市であると同時に日本有数の観光・文化都市でもあります。その象徴的なスポットには、重厚な歴史と独自の景観が息づいています。

中心部に鎮座する愛媛県庁本館は、1929年(昭和4年)に建築家・木子七郎の設計によって竣工した近代建築の傑作です。ドームを冠した左右対称の壮麗なネオ・ルネサンス様式を誇り、現役の都道府県庁舎としては大阪府庁本館(1926年完成)に次いで全国で2番目に古い歴史を有しています。2026年には国の重要文化財に指定され、映画やドラマのロケ地としても度々活用されるなど、県民に親しまれるシンボルとなっています。

県庁の背後にそびえる松山城は、慶長7年(1602年)から加藤嘉明が築城を開始した名城です。日本に12基しか現存しない「現存十二天守」の一つであり、標高132メートルの城山山頂に構える連立式天守群は、国の重要文化財21棟を擁する圧倒的な威容を誇ります。ロープウェイやリフトで手軽に登頂でき、天守からは松山市街と瀬戸内海を一望する絶景が広がります。

さらに市街地東部には、約3000年の歴史を誇り『日本書紀』にも記された道後温泉が湯煙を上げています。宮崎駿監督の映画『千と千尋の神隠し』のモデルの一つとも言われる「道後温泉本館」は、保存修理工事を経てその風格ある姿を現代に伝えており、湯治客や国内外の旅行者を魅了し続けています。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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