Evモードとは?航続距離や燃費の真実と突然解除される理由を徹底解説

Evモードとは?航続距離や燃費の真実と突然解除される理由を徹底解説についての疑問解決ガイドをお届けします。

「EVモードでどこまで走れるのか」という疑問に対する答えは、乗っている車が通常のハイブリッド車(HEV)なのか、外部充電が可能なプラグインハイブリッド車(PHEV)なのかによって劇的に変わります。

一般的なHEVに搭載されているバッテリー容量は1kWh〜2kWh前後と非常にコンパクトです。そのため、単独のEVモード航続距離は平坦路を丁寧なアクセル操作で走ったとしてもおよそ1km〜2km程度にとどまります。例えばプリウスのEVモード最高速度に関しては、手動のEVスイッチによる強制モードでは時速約40km〜60kmを超えると自動解除される仕様が一般的です(下り坂や低負荷時の自然なEV巡航であればより高い速度域までモーター走行が維持される制御もありますが、スイッチによる固定走行の許容範囲は限定的です)。

一方、大容量バッテリー(20kWh〜25kWh超)を積むPHEVでは別次元の走行性能を発揮します。アウトランダーPHEVのEVモードや最新世代のプリウスPHEVでは、カタログスペック(WLTCモード)で80km〜100km超の実用的なEV航続距離を誇り、高速道路の法定速度である時速100km〜135km前後までエンジンを一切点火させずにモーターのみで巡航可能です。日常の通勤やお買い物、近隣へのドライブであればガソリンを一滴も使わずに完結できます。

項目・車両タイプ標準ハイブリッド車(HEV)プラグインハイブリッド車(PHEV)編集部の見解・評価EV航続距離約1km 〜 2km前後約80km 〜 105kmHEVはあくまで一時的な静音用、PHEVは日常の主力を担うEV最高速度約40km/h 〜 60km/h以下時速135km前後まで可能PHEVなら高速道路の本線合流や追い越しも完全電気駆動で対応バッテリー容量約0.7kWh 〜 1.5kWh約13.6kWh 〜 22.7kWh超容量差は10〜20倍以上。用途に見合った選択が不可欠主な利用シーン深夜・早朝の車庫入れ、静音走行通勤、近距離送迎、日常の街乗り全般PHEVのEVモード切り替えで長距離はHV走行へとシームレスに移行
阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest