新生児の縦抱きは危険?首すわり前の注意点と助産師直伝のコツ
新生児の縦抱きは危険?首すわり前の注意点と助産師直伝のコツについての疑問解決ガイドをご紹介します。
インターネット上では「首すわり前の縦抱きは骨格を歪ませる」という言説が散見されますが、結論から言えば、正しい支持を行っていれば生後0か月の新生児期から縦抱きを行うこと自体に問題はありません。現に、産院での授乳指導やゲップ出しの際、助産師は日常的に生後数日の赤ちゃんを縦抱きにしています。
保護者が過度な不安を抱く背景には、赤ちゃんの未発達な骨格構造があります。新生児の頭部は体重の約30%(成人では約10%)を占めるほど重く、それを支える頸椎や周囲の筋力は極めて未熟です。また、大人の背骨が緩やかなS字状であるのに対し、胎内から出てきたばかりの赤ちゃんの背骨は丸まった「Cカーブ」を描いています。
医学的に問題視される新生児の縦抱きにおける危険性とは、縦抱きという行為そのものではなく、「首が不安定な状態で頭部がぐらつくこと(首カックン)」や「無理に背筋を伸ばしてCカーブを損なうこと」です。後頭部から首元、そしてお尻までを大人の体で面として支え、重力を分散できていれば、新生児の縦抱きが背骨に悪影響を及ぼす心配はありません。