アブとブヨの違いとは?刺された激痛・猛烈な痒みの対処法と防虫策

アブとブヨの違いとは?刺された激痛・猛烈な痒みの対処法と防虫策の背景について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

Q1:アブやブヨに刺された跡が硬いしこりになって何ヶ月も治りません。どうすればいいですか?
A1:それは「結節性痒疹(けっせつせいようしん)」に進行している可能性が極めて高い状態です。真皮層で慢性的な炎症と線維化が固定化しているため、市販の塗り薬だけで完治させるのは困難です。放置すると色素沈着が定着してしまうため、皮膚科専門医を受診してください。医療機関では、最も強力なランク(Very Strong〜Strongest)のステロイド外用薬の密封療法(テープ剤の貼付)や、患部内への直接ステロイド局所注射、抗アレルギー内服薬の併用などにより、しこりを平坦化させて痒みを根治させる専門治療が行われます。

Q2:ハッカ油スプレーとおにやんま君だけでアブ・ブヨは完全に防げますか?
A2:完全には防げません。ハッカ油は確かな忌避性を持つものの揮発が早く、汗をかくと30分前後で効果が減衰します。また、おにやんま君はオニヤンマが視認できる頭上や正面には効果を発揮しますが、死角となる足元や背後からの吸血昆虫の接近を100%遮断することは不可能です。これらナチュラルな対策やグッズは補助的な「第2・第3の防壁」と位置づけ、肌には医薬品・医薬部外品として認められている「高濃度ディート(30%)」や「高濃度イカリジン(15%)」をムラなく塗布した上で、厚手の服装による物理遮断を組み合わせることが必須です。

Q3:子どもがブヨに刺されて足がパンパンに腫れて熱を持っています。家庭での緊急処置はどうすべき?
A3:まずは子どもが患部を爪で掻き壊さないよう、患部を清潔な流水と石鹸で優しく洗い流してください。その後、保冷剤や氷嚢をタオルで巻き、熱を持っている患部をしっかりとアイシングして血管の拡張とヒスタミンの暴走を鎮めます。子どもは成人よりも免疫反応が過剰に出やすく、激しい浮腫を起こしやすいため、掻き壊し防止のために抗ヒスタミン軟膏や小児でも使用可能なステロイド軟膏を薄く塗布し、包帯や大きめのパッチで保護してください。翌日になっても腫れが引かない場合や、歩行を痛がる場合は、自家感作性皮膚炎や二次細菌感染を防ぐためにも速やかに小児科または皮膚科を受診させましょう。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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