バイとは?パンセクとの決定的な違いや割合・自覚のリアルを解説
バイとは?パンセクとの決定的な違いや割合・自覚のリアルを解説に関する主要な事実を丁寧にまとめました。詳細な解説をご確認ください。
一般に「バイ」と呼ばれる概念の正式名称はバイセクシュアル(Bisexual / 両性愛者)です。性的マイノリティの総称であるLGBTQの「B」を担う存在であり、男性と女性の双方に対して恋愛感情や性的魅力を抱く人を指します。
この概念を正しく把握するうえで不可欠となるのが、性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)という2つの軸の切り分けです。性的指向とは「どんな性別の人を好きになるか(あるいは誰も好きにならないか)」というベクトルの向きを指し、性自認とは「自分自身の性別をどう認識しているか」という内面のあり方を指します。バイセクシュアルはあくまで「性的指向」の話であり、本人の身体の性別や、本人が自分を男・女・それ以外と捉えているかという「性自認」とは別次元の概念です。
よく混同される概念としてノンバイナリー(Non-binary)があります。ノンバイナリーは「自身の性自認を男性・女性という二者択一の枠組みに当てはめない」という性自認のあり方です。したがって、「ノンバイナリーであり、かつバイセクシュアルである」という両立も理論上当然に起こり得ます。
さらに、他者に対して恋愛感情や性的魅力をまったく、あるいはほとんど抱かないアセクシュアル(Asexual)との対比を把握することも、多様性の理解を深める重要な鍵となります。バイセクシュアルは複数の性に対して引力を感じるのに対し、アセクシュアルは誰に対してもその引力を抱きません。このように、LGBTQ用語の意味を整理する際は「誰を好きになるか(性的指向)」と「自分が誰であるか(性自認)」を混ざり合わせずに見つめ直す姿勢が求められます。