朝日新聞の誤報はなぜ起きたのか?慰安婦・吉田調書・珊瑚事件の真相
朝日新聞の誤報はなぜ起きたのか?慰安婦・吉田調書・珊瑚事件の真相の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。
Q1:朝日新聞の「珊瑚事件(KY事件)」とは具体的にどんな事件ですか?
A1:1989年4月20日付の朝日新聞夕刊に、沖縄県西表島のアザミサンゴに「KY」というアルファベットの落書きが彫り込まれた写真が掲載され、「日本人の心の貧しさ」を告発する記事が載りました。しかし、地元ダイバーらの告発から調査が進み、実際には同社の取材班カメラマン自らがダイビングナイフでサンゴを傷つけて撮影した自作自演であったことが判明。当時の社長が引責辞任する大スキャンダルへと発展しました。
Q2:慰安婦報道の記事取消によって、どのような国際的影響が出たのですか?
A2:吉田清治氏の虚偽証言に基づく「軍による暴力的な強制連行」というイメージが長年にわたり海外へ広く流布し、国連機関の報告書(クマラスワミ報告書)や米国下院の対日非難決議などに事実上の根拠として採用されました。2014年に記事が取り消されたものの、一度国際社会に定着した認識を覆すことは極めて困難であり、日韓関係のみならず日本の外交環境に長期にわたる甚大な負の遺産を残しました。
Q3:吉田調書問題で朝日新聞は誰がどのような処分を受けたのですか?
A3:2014年9月の記事撤回後、同年11月に木村伊量社長が引責辞任しました。また、編集担当の取締役が解任されたほか、記事を執筆した特別報道部のデスクや記者ら関係者に対しても停職や減給などの重い懲戒処分が下されました。第三者委員会は「過度の思い込みによる暴走とデスクのチェック不全」を厳しく断罪しています。