竹中平蔵とパソナの真実|会長退任理由と利権疑惑の構造を徹底解剖
竹中平蔵とパソナの真実|会長退任理由と利権疑惑の構造を徹底解剖にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。
竹中平蔵氏とパソナグループの創業者である南部靖之氏との出会いは、1990年代に遡ります。一介の気鋭エコノミストとして頭角を現していた竹中氏の市場原理主義的なビジョンと、新たな雇用インフラの創出を掲げていた南部氏の構想は瞬く間に共鳴しました。竹中氏は2001年に小泉純一郎内閣で経済財政担当大臣に抜擢され、金融再生や郵政民営化、そして労働規制の緩和を矢継ぎ早に推し進めることになります。
退任後の2007年にパソナ特別顧問、2009年にはパソナグループ取締役会長に就任。政策の立案者がその恩恵を直接受ける業界トップ企業の舵取り役に就いたこの人事は、欧米でいう「回転ドア(官民の人材還流)」であると同時に、日本型雇用を守る立場からは「露骨な利権の回収」と受け止められました。この政民一体の構図こそが、20年以上にわたり国民的な関心と反発を集め続ける根本要因です。