新型肺炎の初期症状と風邪の違いは?見逃せない危険サインと受診目安
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新型肺炎の脅威は急性期だけに留まりません。急性期の症状が治まった後、数週間から数カ月以上にわたって日常生活を蝕む後遺症(ブレインフォグや慢性疲労症候群様症状)のメカニズム解明が国内外の研究機関で急速に進んでいます。
ブレインフォグ(脳の霧)とは、頭の中に靄がかかったようになり、「仕事のマルチタスクがこなせない」「簡単な単語が思い出せない」「著しい集中力の欠如が続く」といった高次脳機能障害に類する状態を指します。血栓症による微小血管障害や、中枢神経系における遷延性の微小炎症、免疫系の暴走が関与していると考えられています。
「熱が下がったから無理をして復職・運動を再開したところ、激しい倦怠感と認知障害が数カ月間悪化した」という当事者の手記やSNSでの報告は枚挙にいとまがありません。急性期を脱した直後こそ、過度な負荷を避け、十分な休養期間を確保するセルフケアの徹底が求められます。