マサルさんOp『ロマンス』誕生秘話!V系起用の真相と今なお続く熱狂

マサルさんOp『ロマンス』誕生秘話!V系起用の真相と今なお続く熱狂にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

アニメ『セクシーコマンドー外伝 すごいよマサルさん』の企画が持ち上がった当時、原作漫画の持つ独特のシュールさ、既存のジャンプ王道バトルものとは真逆を行く脱力感あふれる世界観をどうアニメ化するかは、制作陣にとって極めて高いハードルでした。そのメガホンを取ったのが、後に数々の名作ギャグアニメを世に送り出す名匠・大地丙太郎監督です。

深夜情報番組『ワンダフル』(TBS系)内の約10分という短い放送枠で、視聴者の目を一瞬で釘付けにする必要がありました。そこで大地監督が打ち出した方針こそが、「極限までかっこよく、疾走感に満ちた本物のロックをぶつける」という逆転の発想です。関係者の当時の証言によると、大地監督は最初から「おもしろおかしいギャグソング」を発注する気は毛頭なく、むしろ「ハードボイルドで哀愁漂う超絶スタイリッシュな楽曲」を求めていました。

そこで白羽の矢が立ったのが、当時インディーズからメジャーへと駆け上がり、独特の美学と重厚なビートでカリスマ的人気を誇っていたPENICILLINでした。タイアップのオファーを受けたバンド側も、このシュールな世界観に面白さを見出します。単なる宣伝目的のタイアップではなく、「ギャグアニメ×正統派ダークロック」という、当時の常識では考えられなかったケミストリー(化学反応)を意図的に仕掛けたことこそが、マサルさん OP PENICILLIN 起用理由の最大の核心でした。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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