肺がんCt画像でわかる白い影の正体と良性・悪性の見分け方
肺がんCt画像でわかる白い影の正体と良性・悪性の見分け方の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。
Q1:CT画像で白い影が見つかったら、どのくらいの確率で肺がんですか?
A1:一概には言えませんが、肺結節の多くは良性です。結節の大きさ、形、辺縁の性状、経時的変化によって確率は大きく変わります。5mm未満の結節であれば良性である可能性が高く、10mmを超えると悪性の疑いが上がるとされています。正確な判断には呼吸器専門医による総合評価が必要です。
Q2:すりガラス影は、すべて経過観察になるのですか?
A2:すりガラス影の性状によります。充実成分を伴わない純すりガラス結節は、進行が緩やかであることが多いため、まずは経過観察が選択されることが一般的です。一方、充実成分の割合が大きい場合や、経過観察中に濃くなってくる場合は、精密検査や手術的切除が検討されます。
Q3:CT検査で肺がんの進行度(ステージ)までわかるのですか?
A3:CT検査では、腫瘍の大きさや周囲への広がり、リンパ節の腫大、胸水の有無などを評価できます。しかし、最終的なステージ決定には、PET-CT検査や脳MRI検査、骨シンチグラフィーなど、遠隔転移の有無を確認するための追加検査が必要になるケースもあります。CT単独で進行度を確定することはできません。
Q4:自覚症状がまったくないのに、CTで肺がんが見つかることはありますか?
A4:あります。むしろ、早期肺がんの多くは無症状です。咳や血痰、胸痛などの症状が出るのは、がんが進行してからであることが多いため、無症状のうちにCTで発見されるケースは、それだけ早期で予後が良いということでもあります。症状がないから大丈夫という自己判断は危険です。