アメフトとラグビーの違いを徹底解剖!防具・ルール・危険度の真相

アメフトとラグビーの違いを徹底解剖!防具・ルール・危険度の真相の特集記事を解説します。役立つ情報が詰まっています。

フィールドを俯瞰したときに最もわかりやすいルールの違いが「前方パス」の存在です。アメフトでは、攻撃開始地点(スクリメージライン)の手前であれば、1プレイ中に1回だけ前方の味方へロングパスを投げることが認められています。これにより、40ヤード先の俊足レシーバーへ放たれる華麗なロングボム(タッチダウンパス)というダイナミックな空中戦が成立します。

一方のラグビーでは、手を使ってボールを前方に投げる行為は「スローフォワード」、前方に落とす行為は「ノックオン」という反則になります。ボールを前に進める手段は「自ら走る(ラン)」か「足で蹴る(キック)」しかありません。パスは必ず後方か真横の味方に供給し、味方全員が波状攻撃を仕掛けながらじわじわと敵陣を切り裂いていきます。

この戦術の違いが、そのままボールの大きさ・形状の差異へと直結しています。

アメフトのボールは、クォーターバック(QB)が片手でしっかりと握り、鋭いスパイラル回転をかけて遠くへ正確に投げるために、全体的にやや細身で両端が鋭利に尖っています。表面には指を引っ掛けるための白い縫い目(レース)が施されているのが最大の特徴です。

これに対し、ラグビーのボールはアメフト球よりも一回り大きく、全体的に丸みを帯びています。縫い目は存在せず、雨や泥の中でも滑らないよう表面に細かな突起(ディンプル加工)が施されています。激しいコンタクトの中で両手でボールを抱え込み(ボールキャリア)、走りながら直感的にパスを放ち、足の甲やインステップで正確なロングキックを蹴るために最適な形状へと進化を遂げた結果です。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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