四十肩と五十肩の決定的な違いとは?腱板断裂との見分け方と治し方
四十肩と五十肩の決定的な違いとは?腱板断裂との見分け方と治し方について重要なポイントを解説いたします。最新の情報をチェックしてください。
四十肩・五十肩の患者を最も苦しめるのが、就寝中に肩がうずいて眠れなくなる「夜間痛」です。睡眠不足が続くと自律神経が乱れ、痛みの感受性が高まるという悪循環に陥ります。
夜間に痛みが悪化する理由は主に2つあります。1つ目は、横になることで上腕骨が後方や下方に下がり、炎症を起こしている腱板や関節包が骨と挟み込まれて圧迫されるためです。2つ目は、夜間の副交感神経優位に伴う血流変化や寝室の冷えによって関節周囲の内圧が上昇するためです。
この辛い症状を軽減する四十肩 夜間痛 対処法として、整形外科の臨床現場でも推奨されているのが「バスタオルとクッションを用いたポジショニング」です。
仰向けで寝る場合:
痛む側の肘から手首の下に、折りたたんだバスタオルや低めのクッションを差し込みます。肘がベッド面より約3〜5cm高くなるように支えることで、上腕骨の後方への落ち込みを防ぎ、肩関節の内圧を大幅に低減できます。また、お腹の上に小さな枕を置き、その上に前腕を休ませる姿勢も有効です。
横向き(痛まない側を下)で寝る場合:
痛む側の肩が前に巻き込まれて垂れ下がると、関節包が強く引っ張られて激痛の原因になります。抱き枕や厚手のクッションを抱え込み、痛む側の腕をクッションの上に乗せて水平に近い状態を保つことで、肩への牽引ストレスを遮断できます。