東京湾観音の全貌|56M胎内巡りの絶景と心霊の噂の真相に迫る
東京湾観音の全貌|56M胎内巡りの絶景と心霊の噂の真相に迫るを徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。
千葉県富津市の大坪山(標高120m)山頂に鎮座する東京湾観音は、昭和36年(1961年)に完成しました。地上から宝珠の頂点までの高さは56メートル。ビルに換算すると約20階分に相当し、奈良の大仏(像高約15メートル)の3倍以上という圧倒的なスケールを誇ります。
この壮大な観音像を建立したのは、東京深川で材木商を営んでいた実業家・宇佐美政吉(うさみ まさきち)氏です。宇佐美氏は第二次世界大戦の東京大空襲で焦土と化した東京の惨状を目の当たりにし、「二度と悲惨な戦争を繰り返してはならない」「世界恒久平和と戦没者の慰霊を祈念する場を作りたい」と強く決意。個人の私財を惜しみなく投じ、彫刻家・長谷川昂(はせがわ こう)氏に原型制作を依頼して完成に至りました。
東京湾の入り口に面したこの地が選ばれた理由は、海上を行き交う船の安全を見守るとともに、首都圏の海を見下ろす平和の砦としての役割を担うためでした。現在もその穏やかな眼差しは、行き交う船舶と房総を訪れる人々を温かく見守っています。