神秘の絶景を切り取る!プロ直伝の苔写真撮影術と全国の名所ガイド
神秘の絶景を切り取る!プロ直伝の苔写真撮影術と全国の名所ガイドを徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。
日本全国には、数百年もの歳月をかけて育まれた神秘的な苔の聖地が点在しています。圧倒的なスケールと濃密な緑に包まれる空間は、ファインダー越しに息をのむ感動を与えてくれます。
世界自然遺産として名高い鹿児島県・屋久島の白谷雲水峡「苔むす森」は、スタジオジブリ作品のモデル地としても知られる原生林です。岩肌や倒木までもが分厚い緑の毛布で覆い尽くされ、霧が立ち込める早朝には幻想的な木漏れ日が差し込みます。広角レンズで森全体の雄大さを捉えつつ、手前の倒木に生い茂る苔のディテールを強調する構図がベストです。
静謐な美しさを誇る日本庭園の最高峰といえば、世界遺産でもある京都の西芳寺(通称:苔寺)が外せません。約120種類もの苔が境内を覆い尽くし、緑のグラデーションが織りなす空間は圧巻の一言。苔寺を美しく切り取るには、新緑が雨に濡れる6月から梅雨明けの時期が最も適しており、木々の間からこぼれる柔らかな光を取り入れることで、高画質な苔の写真に仕上がります。
さらに、青森県の奥入瀬渓流や長野県の白駒の池周辺に広がる原生林など、清らかな水辺と豊かな湿度に恵まれたスポットも見逃せません。川の流れをスローシャッターで白糸のようにぼかし、岩に張り付く鮮やかな緑と対比させることで、静と動が調和した格調高い作品を撮影できます。