神社庁の実態と権力構造|なぜ有名神社の離脱が相次ぐのか真相に迫る
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神社を支える神職の資格は、国家資格ではなく神社本庁が査定・授与する独自の階位制度に基づいています。最高位から順に以下の5段階に区分されています。
・浄階(じょうかい):長年の功績と人格を備えた最高位の階位
・明階(めいかい):大規模神社の宮司や権宮司に就くために必要な実質的な上位資格
・正階(せいかい):一般的な神社の宮司・禰宜を務める資格
・権正階(ごんせいかい):神社の一般職員(権禰宜など)を務める資格
・直階(ちょっかい):最も基礎的な入門階位
これらの階位を取得するためには、國學院大學や皇學館大学などの指定大学で神道学を修めるか、各神社庁の神職養成所・通信教育課程を修了する必要があります。
神職や神社庁職員の給与事情については、一般的なイメージとは異なり極めて現実的です。都道府県神社庁に勤務する一般事務職員の年収は、地方の中小企業や一般財団法人と同等の300万円〜500万円台がボリュームゾーンとされます。また、一般の神社に奉職する神職の年収は社格や参拝者数によって凄まじい格差があり、初詣で数百万人が訪れる大社では一般企業水準以上の給与が支払われる一方、地方の過疎地にある小規模神社では神職一本で生活を成り立たせることが難しく、会社員や公務員などを兼業するケースが多数を占めています。