力士のベンチプレス最高記録は?200Kg超の怪力伝説と筋トレ事情
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相撲界の歴史において、記録にも記憶にも残る怪力力士たちのパワーエピソードは枚挙にいとまがありません。ベンチプレスの推定数値や残されたエピソードから、ファンの間で語り継がれる怪力上位の顔ぶれを振り返ります。
怪力力士の筆頭格として名高いのが、ジョージア出身の元大関・栃ノ心です。栃ノ心のベンチプレス記録は240kg以上と伝えられ、全盛期には相手のまわしを両手で引きつけ、150kgを超える巨漢力士を土俵外へ軽々と吊り出す豪快な相撲で世界中のファンを沸かせました。
第73代横綱・照ノ富士のパワーも語り草です。両膝の度重なる大怪我や病気から奇跡の復活劇を遂げた背景には、強固な上半身の筋力がありました。照ノ富士の怪力エピソードとしては、ベンチプレスで220kg超を記録した逸話だけでなく、相手を正面から抱え込んで動きを封じる万力のような腕力が土俵を支配した事実が挙げられます。
そして、相撲界のトレーニング観を根底から覆した元祖が、第58代横綱・千代の富士(九重親方)です。細身だった若手時代に度重なる肩関節の脱臼に苦しんだ千代の富士は、関節を筋肉で補強するために本格的なウエイトトレーニングを開始。千代の富士はベンチプレスで200kg超を持ち上げるまでに肉体を改造し、「ウルフ」と称された引き締まった筋肉美で前人未到の53連勝を成し遂げました。