イタリア語「Se」完全攻略!“もし”以外の代名詞変化と接続法の罠
イタリア語「Se」完全攻略!“もし”以外の代名詞変化と接続法の罠を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。
「辞書を引いても仮定文の意味が通らない」と感じる文章の多くは、イタリア語の結合代名詞における「se」が使われています。これは接続詞ではなく、代名詞が連続する際に生じる音韻変化です。
三人称の再帰代名詞「si(自身を/自身に)」や非人称の「si」は、直接目的語代名詞(lo, la, li, le)や部分代名詞(ne)と結合して前に置かれる際、発音の滑らかさを保つために再帰代名詞「si」から「se」への変化を起こします。
【si から se への変化例】
・Lui si lava le mani.(彼は手を洗う)
→「le mani(それら)」を代名詞化:Lui se le lava.(彼はそれを洗う)
・Marco si compra un libro.(マルコは本を自分に買う)
→「un libro(それを)」を代名詞化:Marco se lo compra.(マルコはそれを買う)
・Lei se ne va.(彼女は立ち去る / 動詞andarseneの活用)
この場合の「se」は「自身に(a sé)」を意味しており、「もし」という意味は一切含みません。文頭や動詞の直前に「se lo」「se la」「se ne」といった並びが見えたら、即座に結合代名詞の働きだと識別する反射神経が求められます。