チロルの森閉園の真実と跡地の現在|再開復活の可能性を徹底追跡
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信州塩尻農業公園 チロルの森は、1999年(平成11年)7月、塩尻市大字北小野の標高約1,000メートルに位置する丘陵地に開園しました。オーストリア・チロル地方の牧歌的な山岳風景と美しい街並みを忠実に再現した農業公園として整備され、総敷地面積は約34ヘクタール(東京ドーム約7個分)という雄大なスケールを誇りました。
園内の管理・運営を担ったのは、全国各地で体験型農業公園の再生や運営を手がけていた「株式会社ファーム」です。同社が培ったノウハウを注ぎ込み、本場の製法にこだわったクラフトビール醸造所や自家製ソーセージ工房、石窯パン工房を設置。さらに羊やアルパカ、ポニーが暮らす牧場エリア、広大な芝生広場、ゴーカートコースなどを整備し、高原の風を感じながら一日中過ごせる滞在型リゾートとして急速に知名度を高めました。
開園直後の1999年度から2000年代初頭のピーク時には、年間約40万人を超える来園者を記録しました。長野県内はもちろん、中京圏や首都圏からのドライブ客、学校の遠足やサークル合宿など、幅広い層から絶大な支持を集め、塩尻市における観光・地域振興のシンボルとしての役割を確立しました。