エコラリアとは?自閉症との違いやオウム返しの原因と正しい対応法
エコラリアとは?自閉症との違いやオウム返しの原因と正しい対応法について分かりやすく解説いたします。最新の情報をチェックしてください。
子育てコミュニティや知恵袋、SNS上では、エコラリアに直面した家族の切実な声が日々投稿されています。
「2歳半の息子に『ジュース飲む?』と聞くと『飲む?』とだけ真顔で返す。意志が通じているのか分からず孤独感を感じる」(20代母親)
「幼稚園で突然、過去の戦隊ヒーローのセリフを大声で連呼し始め、周囲のお友達が驚いて離れてしまった」(30代父親)
こうした悩みに対し、療育現場の言語聴覚士(ST)や臨床心理士は次のように分析します。「エコラリアが出ているということは、『音を聞き取り、それを正確に再生する高度な聴覚・発語機能が備わっている』という確かな証拠です。問題は言葉が出ていないことではなく、出力の変換回路が未形成な点にあります」。
現場の実態として、完全な無言状態からエコラリアが始まった子どもは、言語獲得に向けた決定的な一歩を踏み出したと評価されます。つまり、エコラリアは「発達の停止」ではなく、「コミュニケーションの萌芽」なのです。