「ただの鼻詰まり」ではない難病――2026年、なぜ多くの表現者が「好酸球性副鼻腔炎」を公表し闘病を語るのか
「ただの鼻詰まり」ではない難病――2026年、なぜ多くの表現者が「好酸球性副鼻腔炎」を公表し闘病を語るのかに関する深掘り解説を詳しく解説いたします。
長年、この病気の治療はステロイドの内服が中心だった。しかし、ステロイドの長期服用は副作用のリスクが高く、根本的な解決には至らなかった。そこに光をもたらしたのが、近年普及が進む分子標的薬(生物学的製剤)である「デュピクセント(一般名:デュピルマブ)」などの注射薬だ。
炎症を引き起こす特定の物質(IL-4やIL-13)の働きを直接抑えるこの治療法は、劇的な効果を発揮している。手術をしてもすぐに再発していた患者の鼻茸が縮小し、長年失われていた嗅覚が戻ったという事例が相次いでいる。治療費が高額であるという課題はあるものの、医療費助成制度などを活用しながら、この最新治療を選択する著名人も増えているという。