路地とはどんな道?小路・路地裏との違いから建築基準法の罠まで徹底解剖
路地とはどんな道?小路・路地裏との違いから建築基準法の罠まで徹底解剖について知っておくべき 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
SNSや不動産情報サイトでは、路地物件や路地カルチャーに関して極端な言説が散見されます。ここで代表的な誤解を是正しておきましょう。
誤解①:「路地に面した土地はすべて建て替えができない」
これは完全な誤解です。道幅が狭くても、前述の「建築基準法42条2項道路」に指定されていれば、セットバックを行うことで合法的に建て替え(再建築)が可能です。また、法43条第2項の許可・認定(旧・43条ただし書き)を特定行政庁から取得できれば、建築が認められるケースもあります。必ず自治体の建築指導課で「道路台帳」と「指定状況」を確認することがプロの鉄則です。
誤解②:「私道の路地は他人が一切通ってはいけない」
私道である路地であっても、古くから公衆の通行の用に供されている「位置指定道路」や「2項道路」の場合、所有者であっても他人の通行を勝手に妨害・封鎖することは法的に認められません(通行地役権や人格的権利の侵害となる判例が多数存在します)。所有権と通行権は別個の法律問題として整理されます。