アイリスアウトの意味とは?フェードとの違いや演出効果を徹底解明
アイリスアウトの意味とは?フェードとの違いや演出効果を徹底解明について知っておくべき 事実を厳選して解説いたします。
映像制作や映画解説で頻出するアイリスアウト(英語:iris out)は、画面の周囲から黒い円が徐々に縮小していき、画面中央や特定のキャラクターの一点に焦点を当てながら最終的に画面全体を暗転(黒画面)させるトランジション(画面転換)技法です。日本語では「絞りアウト」とも呼ばれます。
英語の「iris」は元々、人間の眼球の「虹彩」やカメラレンズの「絞り羽(アイリス絞り)」を意味します。かつてのアナログフィルムカメラにおいて、レンズの絞りを物理的に閉じて光を遮断していった動作が、この名称の直接的な由来です。
対になる用語として「アイリスイン(iris in)」が存在します。こちらは真っ暗な画面の中央から小さな円が広がるようにして新しいシーンが現れる手法です。両者の基本的な違いは以下の通りです。
- アイリスイン(Iris In):暗闇から円が拡大してシーンが始まる(物語の開幕、登場人物の意識の覚醒、特定の場所へのフォーカスイン)。
- アイリスアウト(Iris Out):シーンから円が縮小して暗転し終了する(物語の閉幕、エピソードのオチ、特定キャラクターの孤立や感情の強調)。