【2026現地ルポ】「空中都市」へと変貌を遂げた新宿南口——激変する巨大ターミナルの「今」と、歩行者天国がもたらした衝撃

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2016年の開業から今年でちょうど10年。南口のシンボルである「バスタ新宿」は、日本各地を結ぶ高速バスのハブとして完全に根付いた。だが、2026年の現在地はそれにとどまらない。

ターミナル階に足を踏み入れると、整然と並ぶ高速バスの脇で、超小型の電動モビリティやシェアリング型パーソナルモビリティの専用ポートが異彩を放っている。羽田・成田両空港への直行便はもちろん、地方都市からの夜行便で到着した旅行者が、そのままスマートフォン一つで目的地までの移動手段をシームレスに乗り換えていく。窓口の自動化・AI案内化も進化し、多言語対応のホログラムインフォメーション前には海外からの旅行者が列をつくっていた。

「10年前はバス乗り場を探して迷う人が後を絶ちませんでしたが、今は都市全体の移動システムと完全に統合されています」。現地で案内業務にあたるスタッフは、そう胸を張る。交通の混乱を解消するために作られた拠点が、今やスマートモビリティの最前線として機能しているのだ。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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