チャットモンチー『風吹けば恋』色褪せぬ名曲の裏側と現在を徹底解剖
チャットモンチー『風吹けば恋』色褪せぬ名曲の裏側と現在を徹底解剖の全貌を詳しく解説してご紹介します。
『風吹けば恋』の発売日は2008年6月25日。当時、すでに『シャングリラ』などでガールズロックの新たな地平を切り拓いていたチャットモンチーにとって、さらなるブレイクスルーを果たした決定的シングルです。
最大の起爆剤となったのが、資生堂「SEA BREEZE(シーブリーズ)」のCMソングへの抜擢でした。若手俳優の北乃きいと林遣都が出演した同CMは、テニスコートや学校生活の爽やかな青春模様を描き出し、テレビから流れる「走り出した足が止まらない」という橋本絵莉子の力強いボーカルと完璧にシンクロ。視聴者に鮮烈なインパクトを与えました。
タイアップ曲でありながら、商業的な枠組みに収まらないオルタナティブ・ロックの尖った切れ味を保っていた点こそ、チャットモンチーが唯一無二であった証拠です。単なる清涼感にとどまらず、若さゆえの焦燥感やコントロールできない感情の爆発をリアルに描き出し、瞬く間に全国のリスナーの心を掴みました。