ウルフルズ『バンザイ』歌詞の意味と誕生秘話|妻へ捧げた愛の真相
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ウルフルズが日本の音楽シーンを揺るがす大ブレイクを果たした直後、1996年2月にリリースされた10枚目のシングルが『バンザイ〜好きでよかった〜』です。前年に放映された『ガッツだぜ!!』の爆発的ヒットで一躍スターダムに駆け上がった彼らでしたが、次に世へ放たれたのは奇抜なファンクではなく、あまりに素直で無骨な究極のラブバラードでした。
この楽曲の作詞・作曲を手掛けたトータス松本は、当時まだ結婚していなかった現在の奥様と同棲生活を送っていました。下積み時代の極貧生活を精神的にも経済的にも支えてくれた彼女に対し、「面と向かってプロポーズするのは照れくさい」という思いを抱えていたトータス松本が、自宅の部屋でアコースティックギターを爪弾きながら一気に書き上げたのがこの曲です。
「この曲を聴いてほしい」とカセットテープに録音したデモ音源を彼女に手渡したエピソードは、ファンの間でも語り継がれる感動的な実話です。照れ隠しのユーモアを脱ぎ捨て、魂から絞り出された「好きでよかった」という言葉こそが、トータス松本なりの不退転の結婚の誓いでした。