伝説の主将・木村沙織が語る激闘の真相とカフェ経営の先にある夢
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彼女の才能を語る上で欠かせないのが、代表監督として苦楽を共にした眞鍋政義との関係性だ。データを徹底的に活用するIDバレーを掲げた眞鍋監督は、木村の卓越したバレーセンスを誰よりも高く評価し、戦術の核として据えた。時に厳しく、時に選手一人ひとりの自主性を重んじる指導方針のもと、二人は強固な信頼関係を築き上げていく。
キャプテンという大役を任されたリオデジャネイロ五輪への道程では、自らのプレーだけでなくチーム全体の精神的支柱となることが求められた。公益財団法人日本バレーボール協会からの期待や世間の注目が集中するプレッシャーの中、木村は独自のリーダーシップで「火の鳥NIPPON」をまとめ上げた。言葉で威圧するのではなく、背中で語り、誰よりもコートを走り回るその姿勢が、チームメイトたちの闘志に火をつけたのは疑いようのない事実である。