インフルエンザで何食べる?高熱・激痛時に回復を早める食事術
インフルエンザで何食べる?高熱・激痛時に回復を早める食事術について専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。
熱が少し落ち着き始めたら、あるいは喉の痛みが主症状になってきたら、どのような食事を選ぶべきか。食品・栄養学のエビデンスやMindsガイドラインセンターに集積された臨床知見をベースに、身体の回復段階に合わせたアプローチを整理した。
【発熱・喉の激痛ピーク時(発症〜2日目)】
・推奨食材:ゼリー飲料、すりおろしリンゴ、茶碗蒸し、プリン、アイスクリーム(バニラ)
・ポイント:喉を通る際の摩擦が少なく、冷涼感や滑らかさがあるもの。プリンやアイスは少量で高カロリー・脂質・糖質を補給できる優れたレスキュー食だ。
【解熱の兆し・小康状態(3〜4日目)】
・推奨食材:卵がゆ、煮込みうどん(くたくたに煮たもの)、豆腐と卵のスープ、かぼちゃのポタージュ、バナナ
・ポイント:少しずつ炭水化物と良質なタンパク質を取り入れ、筋肉の分解と体力低下を防ぐ。出汁の効いた温かい汁物は、自律神経を整える効果も期待できる。
【避けるべきNG食品】
・柑橘類・トマト:酸味が強く、炎症を起こしている咽頭粘膜を直撃して激痛を呼ぶ。
・香辛料・刺激物:唐辛子、カレー粉、黒胡椒などは胃壁を荒らし下痢を誘発する。
・高脂質な揚げ物・スナック菓子:消化に莫大なエネルギーを消費し、免疫系へのリソースを奪う。
・不溶性食物繊維の多い根菜・キノコ:胃腸が弱っている時期は消化不良の原因になる。