柏木雪乃から本格アクションへ!水野美紀の劇的変化と独立の真相
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舞台で研ぎ澄まされた表現欲求は、2011年、園子温監督の問題作『恋の罪』で爆発的な結実を見せる。猟奇殺人事件を追う刑事でありながら、自らも夜の街で性を貪り破滅へと突き進む主人公・吉田和子役を演じきった。
全裸も辞さない過激な描写と、人間の業を剥き出しにした狂気迫る演技は、日本映画界に強烈な衝撃を与えた。「かつての清純派」という記号は完全に灰燼に帰し、スクリーンには魂を削り取って役に同化する一人の怪物が立っていた。この一作によって、彼女は名実ともに唯一無二の表現者として完全な脱皮を遂げたのである。