浪速のロッキー赤井英和の若い頃!12連続Koから奇跡の復活劇
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頂点への階段を駆け上がる男に、残酷な幕切れが訪れたのは1985年2月のことだ。世界タイトル前哨戦と位置づけられた大和田正春との死闘。激しい打ち合いの末、7回KO負けを喫した赤井は、控室で意識を失い救急搬送された。
診断は急性硬膜下血腫および脳挫傷。開頭手術は4時間に及び、医師からは「生存率20パーセント、たとえ助かっても社会復帰は絶望的」と告げられたという。しかし、驚異的な生命力で奇跡的に意識を取り戻した。頭蓋骨の一部を外し、過酷なリハビリを耐え抜いた彼に、日本ボクシングコミッションは引退勧告を出さざるを得なかった。25歳。拳一つで天下を取ろうとした若武者のボクサー人生は、唐突に絶たれた。