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この容赦ない減量の背景にあるのが、世界的な「カカオショック」です。

主な生産国である西アフリカ(コートジボワールやガーナ)を襲った異常気象と病害の蔓延により、カカオ豆の収穫量は激減しました。投資マネーの流入も手伝い、国際価格は過去最高値を更新し続けています。

メーカー側にとって、単純な値上げは消費者の買い控えを招くため、最も避けたい選択肢です。その結果選ばれたのが、価格を据え置くか微増に抑えつつ、中身をこっそり減らす「ステルス値上げ(実質値上げ)」でした。パッケージの縦横のサイズはほぼ変えず、厚みをコンマ数ミリ薄くすることで、店頭での見栄えを保つ工夫が凝らされています。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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