女優・杏と母親の泥沼確執が生んだ裁判の真相とパリ暮らしの今
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親子間の確執は、決して突然芽生えたものではない。時計の針を杏の幼少期まで巻き戻すと、そこには父・渡辺謙の闘病と家庭崩壊の記憶が存在する。1990年代、渡辺謙が急性骨髄性白血病を患い闘病生活を送る中、母親の渡辺由美子氏は宗教団体に依存を深めていった。
信仰への没頭はエスカレートし、知人や杏が通っていた学校の保護者らにまで及ぶ大規模な借金問題を引き起こす。その総額は2億円以上にのぼると報じられた。この借金問題を巡り、両親は泥沼の離婚裁判へと突入。連日ワイドショーを賑わせる大きな事態となった。
高校中退を余儀なくされた杏は、家族が抱えた巨額の負債を返済するため、モデルとしての活動を本格化させた。実母が作った莫大な借金を若くして背負い、自らの汗で完済してみせた杏。だが、苦難を共にしたはずの母親が再び自身を訴えるという悲劇に見舞われることとなる。