リノール酸の摂り過ぎは危険?知られざる健康影響と正しい油の選び方

リノール酸の摂り過ぎは危険?知られざる健康影響と正しい油の選び方の真相について、専門知識を基に徹底解説します。

かつて昭和から平成にかけて、家庭の調理油は動物性脂質から植物油への切替が急ピッチで進んだ。サラダ油や大豆油、コーン油といった安価で扱いやすい油が市場を席巻し、植物油製造産業は高度経済成長とともに巨大なビジネスへと発展を遂げた。当時は「コレステロールを下げる」という謳い文句が強力な免罪符となり、大量消費の構造が定着したのである。

しかし、半世紀が経過した今、産業界自体も大きな舵切りを迫られている。消費者の健康意識の高まりと最新科学の指摘を受け、加熱調理における酸化安定性に優れ、オメガ6の比率を抑えた代替オイルの開発が加速している。かつての「大量生産・大量消費」を前提とした油の供給体制は、いま質的な転換期を迎えている。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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